SE/効果音の作り方

効果音の作り方をご紹介しています。

「ピコン」決定音の作り方

初めまして。効果音屋の棚尾です。

 

1つ目にご紹介するのは、

一番オーソドックスな(?)効果音

ピコン!」です。

 

何もかも初めてという方向けに、使っている機材などの説明もしていきたいと思います。

知ってるよ!って方は★を飛ばしてください。

 

棚尾が使っているDAW

Cubase

です。

 

DAW

DAWというのは「Digital Audio Workstation」の略で、「ダウ」と呼びます。ディーエーダブリューって読む方もいるらしいです(棚尾の周りは、みんなダウです。)これがあれば、パソコンで曲が作れるわけです。効果音制作でも、これを使います。

Cubase

Cubaseは、DAWの名前です。他にも、Logicとか、Pro Toolsとか...たくさんあります。もちろん無料のDAWもあったりするので、初めての人は無料のものから始めても良いかもしれないですね。

 

 

それでは作っていきます。

DAWを立ち上げたら、ソフトシンセサイザーを選びます。

「ピコン!」は電子音なので...棚尾は Massive を使いたいと思います。

 

★Massive

ソフトシンセサイザーDAWの中で立ち上げて使う音源です。こちらも有料ですが、DAWの中に最初から入っているシンセでも代用可能です。

 

 

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★初心者の方の参考に・・・Cubaseでは、

プロジェクト > インストゥルメントトラックを追加

から、Massive(または他の)音源を立ち上げられます。

 

 

ソフトシンセサイザーを立ち上げたら、まずは音を選びましょう。細かい設定もできますが、気に入った音があればプリセットでも良いです。

シンプルな音にしたいので、丸くてゲームっぽい音を選びます。

 

棚尾が選んだのは↓Smooth Square。

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音が決まったら、midi入力していきます。

シンプルな効果音になるように、ド ソ の2音で作ってみます。

テンポ設定は♩=190です

 

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これを例えば、 ド ファ# にしたり、ド ミ にしたり...。少し変えるだけでも、かなり音のキャラクターが変わってくると思います。

どんな効果音が作りたいかで、細かい調整をしていきましょう。

 

このまま完成でも良いのですが、少し味気ないので、「 Delay 」をかけていきます。

Cubaseだと「MonoDelay」というのが元から使えるので...そちらを使います。

 

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Cubaseでは、左のほうにあるオーディオInsertsから好きなエフェクトを選べます。

MonoDelayを選んで、色々試してみましょう。

 

 

これで完成です!使ったのは、

ソフトシンセサイザー

・Delay

のたった2つだけです。

 

少しでも興味を持ってくれた方は、試してみてください( ^ω^ )

ご観覧ありがとうございました。